短期レンタルの概要

Rapid API を使用して 90 万以上のバケーションレンタルを表示して、旅行者が望むものをさらに提供しましょう。

概要

バケーションレンタル市場は急成長しています。今日の旅行者は、そこでしか味わえない体験を提供してくれる場所に滞在し、大人数のグループで旅行し、充実した時間を一緒に楽しみたいと考えています。そんなニーズに完璧に応えてくれるのがバケーションレンタルです。

Skift Global Research (2022 年) によると、バケーションレンタルの需要は旺盛で、市場はホテルよりも早いペースで成長しています。
宿泊施設市場全体に占めるバケーションレンタルの割合は、2014 年には 7% でしたが、2022 年には 14% にまで倍増しました。また、市場は 2024 年までに 1,500 億ドルを超える規模にまで成長すると予測されています。

旅行者のニーズを満たすことは、多くの場合、ビジネスの成長と密接に関係しています。

Expedia Group の内部データ (2022 年) によると、Vrbo の旅行者は他の旅行者と比較して支出額が 5 倍、滞在期間が 3 倍、同行者数が 2 倍となっています。
バケーションレンタルを利用するこうした旅行は売上が大きいだけでなく、そこでしか味わえない体験を旅行者に提供することで顧客と生涯にわたる関係を築くことができます。

Rapid には 90 万件を超えるバケーションレンタルがあります。つまり、滞在期間と予約期間が長く、平均予約額が高い予約から利益を得ることができます。Rapid のバケーションレンタルは次の 2 つのタイプに分けられます。

Expedia Group と統合された、265,000 件を超えるバケーションレンタル
- 現在、Rapid API を介してすべての Rapid パートナーが利用可能
- 宿泊施設カテゴリー ID で識別
- 主に事業者が管理
Vrbo と統合された、650,000 件を超えるバケーションレンタル
- 一部のパートナーのみが利用可能
- 既存の Rapid API 経由で利用可能
- 事業者と個人オーナー (宿泊施設の所有者) が混在して管理

Rapid でバケーションレンタルを識別する方法

バケーションレンタル施設を特定する方法は 1 つではありません。バケーションレンタルの定義は地域または規制機関によって異なる場合があります。そのため、次のアプローチを検討することをおすすめします。

注 : 一部の法域では、Rapid API で提供されている他の宿泊施設タイプ 1 つのユニットのみを提供している場合、バケーションレンタルとみなされる場合があります。詳しい定義と要件については、販売サイトの規制を参照してください。

宿泊施設のカテゴリー

Rapid Content API のカテゴリーオブジェクトを使用してバケーションレンタル施設を識別できます。

カテゴリー ID	カテゴリ
7	コンドミニアム
9	キャビン
10	山荘
11	コテージ
14	ヴィラ
16	アパートメント
17	バケーションホーム (一棟貸し)
18	ハウスボート
22	アパートスタイルホテル
23	Condominium resort
24	キャンプ場
33	レジデンス
44	モバイルホーム (トレーラーハウス/キャンピングカー)

宿泊施設カテゴリー + ユニット数 + フロントデスク

宿泊施設カテゴリーに加えて、追加の識別子を利用して、該当する市場とゲストを対象にバケーションレンタルを定義することもできます。

複数ユニットと単一ユニット
フロントデスク

推奨事項 :

ホテル検索にホテルのようなバケーションレンタル施設を含めます。

カテゴリー : アパートスタイルホテル、コンドミニアムリゾート、レジデンス
Multi-unit = true
フロントデスクの設備やサービス (24-hour front desk と front desk (limited hours))
ホテルテンプレート経由で表示可能
フロントがある複数ユニットのバケーションレンタルは従来の宿泊施設に最も近く、ホテルの検索パスやバケーションレンタル固有のショップエクスペリエンスに含まれる場合があります。

ユニットが複数のバケーションレンタル (フロントなし) : これらは組織的に管理されていますが、フロントデスクがないため、追加の運用業務が必要になる場合があります。宿泊施設にはフロントデスクがないこと、宿泊施設は到着時の手続きについてメールで連絡することをゲストに周知しておく必要があります。

専用のバケーションレンタル検索エクスペリエンスに、ホテルのようなバケーションレンタルと単一ユニットのバケーションレンタルを含めます。

カテゴリー: すべてのバケーションレンタルカテゴリー
単一ユニットと複数ユニット
フロントデスクがある宿泊施設とない宿泊施設
カスタムバケーションレンタルテンプレートへの表示が必要
ユニットが 1 つのバケーションレンタルでは、到着前にエンドユーザーとの高度なコミュニケーションが必要
施設にはフロントデスクがないこと (そのため、チェックインの手順は予約後に提供されること) と、場所が正確であるか、プライバシー上の理由で曖昧にされているかどうかを明確に伝えることが必要
すべての予約で旅行者のメールアドレスを提供

オーナーと旅行者のやりとり

オーナーと旅行者の間で直接やりとりできるようにすることは、旅行者に楽しい滞在体験を提供し、滞在における信頼と安心を築き、到着時の問題を回避するうえで極めて重要です。滞在に関する多くの問題は、到着前に旅行者とオーナーの間で解決できます。同様に、ゲストの滞在中に発生した問題は、多くの場合、サポートエージェントの関与なしで解決できます。

オーナーと旅行者の間のやりとりはどのバケーションレンタルの滞在でも重要ですが、フロントデスクがなかったり、多くの場合管理人が常駐していなかったりする単一ユニットのバケーションレンタル施設では最も重要です。すべてのバケーションレンタル予約で旅行者にメールを送信し、宿泊施設メッセージセンターを活用してやりとりを促進することをお勧めします。Rapid API を介した Vrbo 予約は現在、宿泊施設メッセージセンターに対応していないため、やりとりを行うには旅行者のメールアドレスが必要です。

Rapid API のバケーションレンタルのタイプの例